最終更新日:2022/01/12  投稿日:2022/01/11

手相講座ブログ#9　【第５話手のひらと指の区分け　前編】

手相と占星術の関係はとても深いのです。

手のひらの中には「丘」と呼ばれるエリアがあり、それぞれの丘が占星術で使われている星とリンクしています。日本で主流になっている手相術のベースは占星術を基礎として成り立ち発展してきた学問です。

「丘」の中には星のエネルギーが詰まっています。

手のひらに宿った星々のエネルギーが、どのようにその人に能力として、雰囲気として現れているのかを各丘の状態や線の形、紋のでる丘の場所などから読み取っていきます。

「丘」が才能が宿っているエネルギータンクだとしたら、線はパイプの役割をは果たしています。

そして、指は星からのエネルギーを集めるアンテナです。才能のエネルギータンクである丘が膨らんでいるかどうか、アンテナである指の長短はどうか、パイプである線が丘の上にどのように描かれているのかで、その人が星のエネルギーをどう発揮させているのかを、細かく読み取っていきます。

丘の位置と星の意味がわかっていれば、細かい線の名前や意味がわかっていなくても、丘と絡めて線の意味を解釈することができます。

９つの丘と１つの平原は場所と名称を覚える事が大事

丘とは、手のひらの中に存在するエリアのことです。手相を読むポイントとして最重要なのが「丘の意味」を覚えることが、自分で手相を読む上で最も近道となります。

手のひらには９つの丘と１つの平原があり、それぞれの丘と平原は太陽系の８つの星とリンクしています。

星はそれぞれ違う能力やテーマを持っていて、丘のふくらみはその星の持つ能力が才能として現れる前のエネルギータンクのようなものです。そこにはその人の才能の源となるエネルギーが詰まっています。

丘の状態をチェクする前にまずは下のイラストの丘の名称と位置を覚えていきましょう。

まず１つ目、人差し指の付け根の空間に広がる空間は、木星のパワーを受けることから「木星丘」と言います。

続いて２つ目、中指の付け根に広がる空間は、土星のパワーを受けることから「土星丘」と言います。

続いて３つ目、薬指の付け根に広がる空間は、太陽のパワーを受けることから、「太陽丘」と言います。

続いて４つ目、小指の付け根に広がる空間は水星のパワーを受けることから、「水星丘」と言います。

続いて５つ目、手のひらを横断して広がる空間の中でも、親指側にある空間は、火星の影響を受けることから「第一火星丘」と言います。

続いて６つ目、手のひらを横断して広がる空間の中でも、小指側にある空間は、火星の影響を受けることから「第二火星丘」と言います。

第一火星丘と、第二火星丘の間に広がる真ん中の空間を「火星平原」と言います。

続いて７つ目、親指の付け根に広がっている空間は、金星のパワーを受けることから「金星丘」と言います。

続いて８つ目、小指の側面に広がる空間は、月のパワーを受ける事から「月丘」と言います。

最後の９つ目、手首のちょっと上の空間に広がっている空間は、実際の星ではなく、「あの世」ののパワーを受けることから「地丘」と言います。

丘の膨らみをセルフチェックしてみよう

丘の膨らみには、その丘とリンクする星の能力が強い人、平らかな人はその星の能力が弱い人です。しかし単純に丘が膨らんでいるからその能力が優れている、平かだからその能力がないからダメというわけでもありません。才能も一長一短なので、使い方がとても大切になってきます。丘が膨らんでいても平らかでも得意な部分と苦手な部分があるということを理解しておきましょう。バランス良く才能を使えるようになることがとても大切です。

丘の膨らみをセルフチェックする時に大切なのは、「第一印象で感じとる」ことです。まずは手をリラックスさせた状態で正面から見てみましょう。

膨らみが目立つのか、平かなのか、凹んでいるのか、「第一印象でパッと決める」ことが意外にも一番当たっていたりします。大事なので、あなたがパッとみた印象で膨らんでいると思えば、膨らんでいると決めていきましょう。平らかである、凹んでいると思えばそれでも構いません。

まずはパッと見て、パッと決める勇気を持って、リラックスして手のひらを眺めてみましょう。

どうしても自分で決められない、自分の決めたことに自信が持てない場合には、プロの手相占い師の方に鑑定していただいたり、あなたの信頼できる人に見てもらうのもおすすめです。自分の手相だけでなく色々な方の手を観ていくと膨らんでいる、平らかであるなどの見方がわかってくることもあります。

自分の目線だけでは気づけないことがたくさんあるので、誰かに見てもらう、誰かの手相をみるというのは客観的に物事を見る上でもとても大切なことです。

指の長さ＝星のエネルギーを受け止めるアンテナの感度！

指を読む時のポイントで大切なのは、実は長さなんです。

指は、星のエネルギーを集めるアンテナのようなものなのです。指の標準的な長さは上のイラストに示してあります。

中指の長さを基準として、指5本の相対的な長さをチェックしていきます。

標準的な長さであれば、バランスの取れた惑星の影響を実行できるという事になります。

標準的な長さより長ければ過剰にエネルギーを発揮している状態です。それがいい時もあれば、バランスを崩してしまう時もあります。

標準的な長さより短い場合というのは、パワーが控えめか発揮しづらい状態なのでどうやってそのパワーを補っていくかを考える事が必要なのです。

今、あなたの指の長さをチェックしてみましょう。左右どちらの手をチェックしても構いません。そしてどんな状態かを観察してみましょう。

どんな星の影響を受けているのかをまずは知ることです。

自分の持っている能力を生かしていくことで、宇宙からのパワーを受けてより充実した毎日が送れるはずです。

まだその能力を持っている自覚がなかったとしたら、ふとした時に思い出していただくだけで、今まで思ってもみなかった自分の新しい一面が見えてくることもあります。